『ちいさなお話展』
稲垣 弘子&kantaro 2人展
デザイナーのkantaroさんの作ったモビールと
私の描いた絵で、カフェを楽しく飾る展示をしました。
大きい絵の周りを飾るモビールたちは
様々に変化した影を、絵の上に落とします。
また小さな絵には、kantaroさんがお話や装飾をつけてくれました。
<展示会の風景>

入り口から風景

絵の上にモビールの影が様々に形を変えて踊ります。

小さな絵には1つ1つお話がついてます。

部屋の隅々にモビールと絵画がひっそり飾られてます。

大きい絵
<アクリル画 >

なやみ
ゾウさんは悩んでいました。
夜になると とってもねむたくなっちゃ う。
だけど ねむってしまったら
大好きなうさちゃんと
一緒にいられないもんな
そう、おもいながらも
ゾウさんは ウトウトと
ねむってしまうのでした。

すてきなしっぽ
しっぽフリフリで
「ねーねー あのさ~」
ちょっと甘えたいな。
しっぽブンブンで
「気付いて欲しいよ!」
ちょっと怒ってるの。
なぜだかよく
分からないけれど
しっぽが元気だと
とってもいい感じ。

冒険
青いお空に天高く
ぽっかりうかんだ白い雲。
雲はたくさん流れてくるのに
同じカタチはひとつも無いの
次に流れてくる雲と
僕は一緒に旅にでる。

いいわけ
ブルーの瞳にまっしろな毛皮のコート。
ピンクのリボンで
装いも華やかに
街をあるけば
誰もが振り返る。
こんなにすてきで
おしゃれなあたし
ニンジンなんて
食べていらんないの。
<水彩画>
いたずら
時々、お茶にお砂糖を
いくついれたかのか分からなくなるときは
カップに住んでいる
しろくまが
少し時間を止めて 角砂糖を1、2個食べている。
って知ってましたか?

わくわく
テーブルにケーキが出て来て
ドキドキ!
綺麗に飾りつけたイチゴとか
フワフワの
ホイップクリームとか
もう、おもちゃで
遊んでたのなんて
どうでもいいの
おかあさんが
「さあ、食べましょう」
って言うのを
大きな耳で
聞き逃さないように
しなくちゃ。

虹
雨上がりの野原で
ヒツジが草を食べています。
どこかの国の
言い伝えによると
虹のたもとの草を
食べたヒツジは
七色の毛糸がとれる。
らしいですが…
準備はばっちり
あとは虹がでるのを
待つばかり。

おしゃべリズム
ウマの背中で
小鳥が唄う
「みんな、みんな、出ておいで!」
最初は1匹、小道で2匹
森で3匹、泉で4匹。
ウマの歩みの
リズムに合わせて
楽しいおしゃべり
続きます。
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